今回は、僕がどんなスタイルで旅をしていたのか、について書きたいと思います。
まずはじめに、僕が考える「旅に必要なもの」は、以下の3つです。
- 時間:どこへ行くにも、目的地までの移動時間(往復)と、目的地を満喫する時間は必要ですよね。
- お金:これも言うまでもないですね。全く贅沢しなくたって、何をするにもお金がかかります。
- 体力:これは目的地にもよります。が、そもそも体力がないと、遠出する気力がなかなか起きないんですよね。
ブラジル駐在が決まった時に心に浮かんだのは、「南米に行くのは、これが最初で最後になるかもしれないな」ということ。日本からであればお金も時間もかかるので、ブラジルに住んでいるうちに南米を出来るだけ満喫しよう!と心に決めました。当時は、2年間でここまで多くの旅をすることになるとは思いもしませんでしたが。。。
ただし、僕は商社マンですので、もちろん平日には仕事があります(休日もたまにあります。さらに休日には、ゴルフや出張者のアテンドなど別の「仕事」があったりします)。つまり、上の3つで言えば、1.の時間があまりなかったわけです。(日本に住んでいる人からすれば、移動時間分だけでも圧倒的に恵まれていますが。。。)一方で、3.の体力にはそれなりに自信がありました。そういうわけで、平日は馬車馬のように働いて、休日をフル活用して旅行に行く、という今の旅のスタイルが出来上がったのです。
振り返れば、年1回の長期休暇(10日程度)、年末年始や3連休などの休暇も全て旅行に使いました。平日は毎日深夜まで働いて、金曜の夜に会社から空港に直行、往復ともに夜行便で戻りは月曜の朝、これまた空港から会社に直行、という今では考えられないハードスケジュールも嬉々としてこなしていましたね。。。どんなスケジュールがベストなのか、誰もいないオフィスで深夜に一人、計画をする時間が一番楽しかったと言っても過言ではないです。笑
昔は、世界をまわるバックパッカーに憧れたりもしましたが、サラリーマンという制限故の上記の旅のスタイルは、結果的に僕に非常に合っていました。まずは、オンとオフのメリハリがあり、旅行をご褒美として仕事を頑張れること。オンがあるからこそ、旅行を毎回「非日常」なものとして楽しめたのだろう、と思います。そして何より、10日程度休んだだけでも、仕事をしていない自分が少し不安になってくるんですよね(サラリーマン根性万歳!!)。自分がバックパッカーだったら、と想像すると、終了後のことが不安で旅行を楽しめない気がします。笑
そういうわけで、サラリーマンだけど休みを使って南米に行ってみたい!という人の参考になればという思いが強いですし、憧れのバックパッカーの皆さんにも、効率的な周り方や参考になる観光情報をお届け出来ればと思っています。
結果、危険地手当てなどでアップしたはずの給料は全く貯まりませんでしたが、楽しすぎたので全く後悔してません。むしろ、いいお金の使い方が出来たのかな、と思っています。そのうち、駐在期間でどれだけの旅行をしたのか、国の数やフライトの数も数えてみたいと思います。
では次回以降、旅の思い出を書いていきます!